2012年9月11日火曜日

ファッション業界のソーシャルメディア事例9選

毎年のトレンドを作り出すファッション業界。
それだけにソーシャルメディアを使ったキャンペーンもクリエイティブなものがたくさんあります。
今日は、その内の個人的にクリエイティブだと思った国内と国外両方のキャンペーンやサービスを紹介したいと思います!!



1.Zapposの新ECサイト「PinPointing」




今年の9月5日からオープンしたPinterestを利用したECサイト。ユーザーがピンタレストで「ピン」した画像のデータに基づいて、同サイトで扱う商品をおススメしてくれる。シャツやドレス、靴などのカテゴリ別にもおススメしてくれるので、まさにピンポイントな商品を購入できるサービスですね。



2. American Apparelのファンコミュニティーを利用したスナップブック






American Apparelは、世界中の誰でも自分のファッションを投稿できるコミュニティサイト「LOOKBOOK.nu」とコラボをしたキャンペーンを実施した。キャンペーン内容は、ファッションコミュニティメンバーからAmerican Apparelの服を着ている写真を投稿してもらい、集まった写真を使って、スナップブックを作るというもの。ファンとのエンゲージメントを強化することを目的としたキャンペーン。ファンを上手に企業に統合してキャンペーンを行っている。なんと約7000人のキャンペーン応募があった。



3. GAPのハイタッチでリアル「いいね!」キャンペーン




2012531日から64日で店舗でハイタッチすることで、GAP店員が着ているTシャツコーデのランキングを決めるFacebook連動型リアルタイム投票キャンペーン。店内入り口でFacebookと連動するためのリストバンドを渡され、店員とハイタッチをすると自動的にFacebookのタイムラインに投稿される仕組み。ハイタッチした人には、その場でデニムブレスレッドをプレゼント。オフラインとオンラインをうまく繋いだ次世代キャンペーンですね。



4. GAPのクリスマス限定キャンペーン




仲のいい友人や家族に送るクリスマス限定キャンペーン。カードを送った人も送られた人もギフトボックス/ポーチの無料券がQRコードでもらえる。だけど、ただ無料のギフトボックス/ポーチをプレゼントするキャンペーンではない。ギフトボックス/ポーチは3,000円以上お買い上げの場合に、店舗で使えるラッピング用のもので、GAPでギフトを購入することを後押しする仕組みになっている。Facebookだけのキャンペーンではなく、Twitterやmixiさらには、SNSを持っていなくてもGAPウェブサイト上でキャンペーンに応募することができ、幅広い年代が利用できる設計になっている。






5. FlairのFashionタグ付けアプリ






人ではなく服に対して、タグ付けをし、Facebook上でタグ付けされた服をどこで購入したか質問できる仕組み。また、人が着ている服をカテゴリ別にタグ付けできるサービス。




6. adidasの気温割キャンペーン





201179日から831日の期間に行われたユニークなキャンペーン。震災があった年の夏ということもあり、熱い日本の夏を乗り切るため、暑い夏の通勤を応援するために行われた。キャンペーン内容は、その日の東京都の気温に合わせてクーポンがもらえる取り組みで、気温が上がれば上がるほど、割引率が高くなる。(ただし35°C以上で同じ数値の割引率)ウェブサイトもその日の天気に応じてデザインが変わるなどの工夫もされているクリエイティブなキャンペーン。




7. H&MのInstagramハッシュタグキャンペーン



ベッカム像と一緒に写真を撮り、ハッシュタグ #HMBeckhamをつけてインスタグラムに投稿すると、1,000ドルのH&M商品券か、またはミニチュア版のベッカム像やサイン入りの下着が当たる懸賞キャンペーン。現場は、ベッカムのヌード銅像にメロメロな女性で一杯になったらしい。目的は、新商品のプロモーション。



8. Quiksilverのソーシャルグットなキャンペーン





Quiksilverはサーフィングッズの販売を行っている会社。このキャンペーンは、#5STEPHのタグをつけて、ソーシャルメディア上でシェアをすると、1ドルが寄付される仕組みとなっている。投稿者の中から毎日100ドルのギフトカード1名分がプレゼントされ、目標寄付金額は、10,000ドルであった。キャンペーンの結果、目標金額には届かなかったものの、1ヶ月で6084枚の投稿が投稿された。




9. DieselのQRコードを利用したいいね!キャンペーン





気に入った服のQRコードを読みとると自動でFacebookにその服の写真が投稿され、Dieselでショッピングしていることが友達に伝わり、友達が「いいね!」やコメントを簡単にできる仕組み。友達に服をオススメできるステキな取り組みですね。



ファッション業界のソーシャルな取り組みは、本当にクリエイティブなものが多い印象でした。


質問がある方は、
Twitter : Ryushi_to_2022まで

最後まで読んでいただきありがとうございます。
参考になった方はいいねまたはツイートを押してくれると嬉しいです☆



参考URL:
"ザッポスの新機能に見るピンタレストの収益化" WIRED.jp
"H&M bridges social media and mobile with location-oriented campaign" LESTRESS MEDIA
"Quiksilverwomen Facebook Page"


























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